FAQs

運用準備

推奨されるハードウェアスペックを教えてください

eコミマップを運用するためのハードウェアスペックはこちらでご確認ください。

eコミマップはどのような運用形態が可能ですか?

以下の運用形態が可能です。尚、1~3については「eコミマップ」以外にミドルウェアのセットアップなど、専門的な知識が必要となります。

  1. Windows版パソコン
  2. ご自身でサーバを準備
  3. 商用クラウドサーバを利用し、ご自身で環境構築
  4. 企業、NPO等が運用の既存サービスを利用(専用サーバ、共同利用サーバなど)

eコミマップはどのような特徴がありますか?

eコミマップは国立研究開発法人防災科学技術研究所が開発したオープンソースのWEB-GISです。

詳しくはこちらをご覧ください。

クラウドサーバでもeコミマップは運用できますか?

RedHat/CentOS 6 以降の専用サーバであれば利用可能です。
尚、管理者権限のアカウント付与、日本語環境のインストールが必要になります。

地域でeコミマップを利用してみたいのですが?

国立研究開発法人防災科学技術研究所が主催している「地域防災実践ネッ ト」という、全国の地域防災活動を支援する取り組みがございます。
そちらに「参加申込」いただきますと、eコミの機能を利用し地域防災に活用す ることができますので合わせてご検討下さい。
地域防災実践ネット

運用

2019年度の元号変更の影響はありますか?

java8へのアップグレードを行うことで日付の出力時の和暦変換は問題なく利用可能です。

通常は利用していませんが、和暦の読み込み処理の実装があるため、カスタマイズして該当処理を利用している場合は、eコミマップのアップグレードが必要ろなります。

eコミマップのカスタマイズはどのようにすれば良いですか?

「eコミマップ」が公開しているAPI(アプリケーションインターフェース)やウィジェット(サンプルコードあり)を利用することをお勧めします。システムのバージョンアップなどにも対応でき、その後の維持管理が楽になります。

  • APIを利用する方法はこちらをご覧ください。
  • ウィジェットを利用する方法はこちらをご覧ください。

地図(レイヤ―)の表示速度の改善はできますか?

表示するレイヤのデータ量が多い場合、描画速度が遅くなる可能性がございます。

描画設定を調整し、データ量の多いレイヤに対しては拡大時のみ表示するように設定してください。

独自の住所検索用データ(ジオコーダ)を利用することはできますか?

サーバ内ジオコーダについては、別途ジオコーディング用のデータ整備(利用エリアの住所データベース)及びプログラムの作成が必要となります。電子国土のデータベースから作成も可能です。

Googleのgeocoderを使用する場合は、eコミマップ管理画面の「サーバ設定」→「Google API Key」に記載いただくことで、GoogleMapの利用と共にジオコーダーも利用可能となります。

ゼンリンの住宅地図は利用可能ですか?

ゼンリンの住宅地図の利用につきまして、基本的には利用可能かと思いますが、マニュアルになり地図の利用につきましては、サポート範囲外となります。

有料対応となる可能性がございますが、eコミマップ導入支援サービスを行っている団体・企業にご相談ください。

利用可能な背景地図を教えてください

現在利用可能な背景地図は以下となります。

  • 電子国土地理院タイル(標準準地図、航空写真)
  • 基盤地図情報25000
  • Open Street Map
  • GoogleMap(地図、航空写真、航空写真+ラベル、地形)
  • GEOSPACE-CDS電子地図(有料)

また、上記以外で以下の形式に則った背景地図も利用可能となります。

  • WMSサーバ(GeoServer、MapServer)
  • WMSキャッシュサーバ(GeoWebCache)
  • TitleCache
  • XYZタイル
  • TMSタイル